記憶

貴方のコト何も知らない
名前も知らない
話したコトもないはずなのに
なぜかとても懐かしい

会ったコトある?
話したコトある?

覚えてない

知らなくて当たり前のはずなのに
心に穴が開いたよう

貴方はいったい誰ですか?
貴方は私の何ですか?







わからないと思いますが、普通詩「思い出」の相手の人の立場で書いてます。
「思い出」では忘れられた人が、「記憶」では忘れた人が記憶を失った後初めてあったときの考えを書いたつもりです。
私的にはどっちも同じくらいの悲しさを書きたかったんですが、わかっていただけたでしょうか?
読んで、記憶って大切なモノなんだと少しでも思っていただけたら嬉しいです。