○006. いつかは

雪は嫌い
春になったら溶けてしまうあの儚さ
抗おうとしない潔さが綺麗すぎて




○007. 嫌い

私がいなくても平気な顔してる貴方が嫌い
でも
貴方がいないとなにもできない私は大嫌い




○008. なにもしなくても

貴方はなにも言わなかった
貴方はなにも聞かなかった
ただ 一緒に泣いてくれた




○009. 紙一重

幸福と不幸は紙一重
不幸を拒み 幸福だけを掴もうとする者に
本当の幸福なんて訪れるはずがない




○010. 進む辛さ

止まっていた時間を無理矢理動かしてしまったのは 私
なのに 動いている世界を見て悲しくなった
進むということがどんなに辛いか分かってしまったから